コーヒーと豆の種類

コーヒーの基本が分かる!豆と種類のこと

原産地エチオピアから広がり、今では世界の約70ヶ国で栽培されているコーヒー。世界中で毎日、いろいろなコーヒーが飲まれています。

日本はアジアの中でもコーヒーの消費量が高い国です。「コーヒー好き」を自任するなら、コーヒーの基本である「豆」について理解を深めましょう。

コーヒー豆は植物の種子

コーヒー豆はそもそも「豆」ではなく、アネカ科の常緑樹「コーヒーノキの種子」だということはご存知でしたか?

コーヒーノキは赤道を中心としたコーヒーベルトと呼ばれるエリアで栽培されています。

  • 年間平均気温が20℃前後
  • 霜が降りない
  • 年間平均降水量が1,500~2,000mm程度と一年を通じて雨が多いこと
  • 標高300~400m以上

などの地理的条件が必要です。
特に1,500m以上の高地栽培のコーヒーは良質とされます。

苗木から2~3年かけて成長し、ジャスミンのような香りの白い花が咲きます。
花自体は開花後2~3日でしぼみ、花の後に楕円形の実ができます。

実は完熟すると、さくらんぼのように赤くなるため、「コーヒーチェリー」と呼ばれます。中に通常2個の種子が入っていて、これを取り出し、精製した生豆(なままめ)を焙煎したものがコーヒー豆です。

コーヒーの品種

コーヒーの種は数十種類に及びますが、飲用として栽培されている流通しているのは、

  • 「アラビカ種」
  • 「カネフォラ種(通称:ロブスタ)」

2品種のみです。

アラビカ種について

現在、世界のコーヒー豆生産の6割弱がアラビカ種。
原産地はエチオピアで、アラビカ種は酸味が強く、香りは花のような甘いフローラルです。

標高1,000~2,000mの熱帯高地の栽培に適し、霜や乾燥病害虫に弱く、栽培は難しく、大変な手間がかかります。

カネフォラ種について

カネフォラ種は苦みが強く、渋みがあり、香ばしい麦茶のような香りがします。

アラビカ種より低い300~800mで育成することができるので、栽培しやすく、豆の形はアラビカ種より丸みがあります。

生産地によって風味が異なるコーヒー豆

コーヒー豆はそれぞれの土地の気候や風土にあった栽培法が取られています。

生産地によってコーヒー豆の香りなどが微妙に異なり、個性的な味わいが楽しめるのが特徴です。

種類が豊富でユニークな風味を味わえるコーヒー。よく知られているコーヒー豆の産地による特徴を紹介します。

メキシコメキシコ産で酸味と香りがほどよく、味わいが上品でやわらかいのが特徴。
グァテマラグァテマラ産で酸味が上品で、香りが甘く、芳醇な風味が特徴。
ブルーマウンテンジャマイカ産であらゆるコーヒーのうま味をあわせ持ち、バランスが取れているのが特徴。
クリスタルマウンテンキューバ産で酸味と苦みのバランスが良く、上品な味わいの最高級品。
コスタリカコスタリカ産で酸味がほどよく、芳醇な香りと混じり合い、上品な味わいが特徴。
コロンビアコロンビア産で酸味がやわらかく、甘い香りとまろやかなコクが特徴。
ベネズエラベネズエラ産で独特の苦みと軽やかな酸味、ほどよい香りが特徴。
ブラジル・サントスブラジル産でほどよい酸味と苦み、香り高くバランスの良さが特徴。
ハワイ・コナハワイ産で甘い香りと酸味の強さが特徴。
モカイエメン・エチオピア産で甘酸っぱい果実のような香りと、酸味のまろやかさ、コクが特徴。
ケニアケニア産で酸味が強く、キレがあり、すっきりした後味が特徴。
キリマンジャロタンザニア産で酸味が強く、香りが甘く、コクの豊かさが特徴。
マンデリンインドネシア産でやわらかな苦みとコク、上品な香りと味わいが特徴。

おすすめの豆の選び方

自分好みのコーヒー豆を探すことは、コーヒーならではの楽しみ方の一つです。初心者向けにおすすめの豆の選び方をご紹介します。

ストレートかブレンドか?

「キリマンジャロ」や「ブルーマウンテン」など、単一の産地の名前がついているコーヒー豆を味わう入れ方「ストレート」といいます。

産地ごとに異なる味わいの特徴や個性を楽しむことができる入れ方です。

対して複数の産地のコーヒー豆の量の割合を決め、配合した入れ方「ブレンド」といいます。ストレートだけでは出せない、オリジナルの風味をつくり出すことができます。

お店で探すときは?

自分好みのコーヒーを選ぶなら、コーヒー専門店や挽き売り店に出かけ、スタッフに尋ねてください。

販売員は豆選びのスペシャリストで、酸味の強さや苦みなど好みの味を伝えると、ぴったりの豆を選んでくれます。

数種類のブレンドを少量ずつ買って、飲み比べるのもおすすめです。

お店を選ぶときは、豆の保存に気を配っているお店であることがポイント。

  • 保存するケースがきれいにしているか
  • 直射日光が当たっていないか

よく売れているお店は、ケースの豆の回転が速く、常に新鮮な豆を買うことができます。

豆と粉のどちらがよいか?

挽き売り店では豆と粉の両方が選べます。

豆タイプは自分で挽くので、香りを楽しむのに最適です。
粉タイプは手間をかけずにレギュラーコーヒーを楽しめるので、頻繁にコーヒーを飲む方におすすめです。

ただ、粉タイプは酸化しやすく、保存期間は豆タイプの方が長持ちします。粉タイプはまとめ買いせず、少量ずつ購入して飲み切るようにしてください。

コーヒーを美味しく味わうには、コーヒーの基本を学ぶことも大切です。コーヒーについて知識を深めたら、自宅でも美味しいコーヒーを楽しめるようになりたいですね。

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