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コーヒーの飲み方

コーヒーはインスタント?それともドリップ?それぞれのメリットを解説

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

お家コーヒーインスタントですか?それともドリップですか?

どちらが多いのか調査しました。

また、インスタントドリップのそれぞれのメリットについてご紹介します。

そして、気になる1杯当たりの平均価格について比較した結果をご紹介しますので、お家コーヒーを選ぶ時の参考にしてください。

インスタントとドリップはどちらが好まれる?

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

インターネットで実施した「日常生活とコーヒーに関するアンケート調査」で、飲んでいるコーヒーのタイプを質問しています。

複数回答でインスタントがもっとも多く、続いてレギュラー、缶コーヒー、コンビニ、カフェや飲食店の順でした。

普段、多く飲まれているのはインスタントで半数以上、ドリップを含むレギュラーは半数弱という結果です。

ただ、過去の調査と比較すると、ドリップを含むレギュラーがインスタントを上回っていた年もありました。

レギュラーを好む年代層は高く、若い世代はインスタントや缶コーヒーを好む傾向があるからと考えられます。

どちらが好まれるかといえば、年代によると言えるでしょう。

飲用頻度についての質問では、毎日飲む方が全体の7割弱、男性や高い年代層で飲用頻度が高くなります。

インスタントやレギュラーを愛飲している方の約8割が毎日飲むと回答していました。

インスタントとドリップのそれぞれの特徴は?

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

インスタントは製法が3種類ある

インスタントは珈琲豆から抽出した液を乾燥させ、粉末状にしています。
製法により、以下の3種類があります

スプレードライ製法

抽出液を熱風により、水分を蒸発させ、瞬時に乾燥させる製法で、大量生産が容易なのでコストが安くなります。
水にも溶けやすく、アイス珈琲を作るときにお湯を沸かさずに済みます。

フリーズドライ製法

抽出液をマイナス40℃以下で瞬間冷凍し、その後、真空状態で細かく砕いた粉末の水分を蒸発させる製法です。
2~3mm程度の粗い粒状であるのが特徴で、瞬間冷凍により香味成分が失われにくく、スプレードライより風味も良くなります。

アグロマート製法

スプレードライ製法の粉末に微量の水分を加え、再度乾燥させる製法です。
粒子が集まりザクザクと顆粒状になります。スプレードライ製法より粒子が大きく、水に浮かばずに溶けやすいので、アイス珈琲向きです。

本格的な淹れ方のドリップ式

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

ドリップには、ハンドと器具を使用するプレスなどの方法があります。

ハンドドリップ

挽いた珈琲豆を紙などのフィルターに入れ、お湯を注いでフィルターで濾しながら、コーヒーを淹れる方法です。
フィルターに用いる道具によってペーパー、メッシュが金属でコーティングされたゴールド、布のネルの種類があります。
一般的にはネルが多く使われます。また、インスタントのドリップパック珈琲なども出ています。
自分好みの味が出せる反面、淹れる人によって味わいに差が出ます。

フレンチプレス

珈琲豆を入れてお湯を注ぎ、約4分待ってから金属フィルターを押し下げて抽出します。
手順が簡単で待つだけです。
誰が淹れても同じ独特な味わいが楽しめます。
ペーパーフィルターより粗めに挽いた豆を使用し、豆の味がダイレクトに出ます。

インスタントとドリップのそれぞれのメリットは?

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

手間がかからないインスタント

インスタントのメリット
すぐ飲めるお湯を注ぐだけですぐに飲めるので、忙しいときや飲みたいと思ったときに便利
マグカップとお湯だけ基本的にマグカップとお湯があれば、すぐに作れるので場所を取ることがありません。
ほとんどゴミが出ないスティック状に個包装された1杯タイプのものや、瓶に入っているタイプなどがあり、ほとんどゴミが出ません。
カフェイン量が少ないコーヒーに含まれるカフェイン量が少ないので、体への負担が抑えられます。
賞味期限が長い珈琲豆より賞味期限が長く、未開封の場合は3年くらい、開封後は1ヶ月くらいで飲み切ります。

本格的な味わいのドリップ

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

 

ドリップのメリット
本格的な味わい芳香な香りがあり、ベーシックなコーヒーの味わいを楽しめます。
比較的短時間抽出時間は3分程度と比較的短時間で飲むことができます。
ペーパーフィルターを使用ペーパーフィルターを使用する場合、洗いものが少なく、あと片付けがラクチンです。
抽出器具にこだわらない特に抽出器具にこだわらなければ、費用は安く済みます。
自分好みの味わい淹れ方に慣れると、珈琲豆の状態によってお湯の温度や抽出時間をコントロールし、自分好みの味わいに調整することができます。

ドリップ中は付きっ切りで淹れることになりますが、コーヒー好きにとっては香りを楽しむ至福の時間です。

コーヒーの味の8割以上は豆で決まるとされていますが、ドリップに慣れると、自分のイメージする味わいを出せるようになります

ペーパーフィルターではオイル成分がカットされてしまうので、オイルを楽しみたい方はフレンチプレスがおすすめです。

インスタントとドリップをコスパで比較する!

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

インスタントとドリップの平均価格

インスタントはメーカーによりさまざまな種類があり、安価なスプレードライ製法、香りが高いフリーズドライ製法は高めです。

フリーズドライ製法のネスカフェゴールドブレンドのインスタントは一杯10~15円です。

ドリップは珈琲豆の種類により、

・高級な豆なら1杯20円

・安い豆なら7.3円

からあります。

紙フィルターは1枚3.5円なので、

・高級豆だと1杯は23.5円

・安い豆なら10.8円

となります。

ドリップを安くする裏ワザがある

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

ドリップは高級感があるのでインスタントより断然高いと思われていますが、節約する裏ワザがあります。

珈琲豆とペーパーフィルターを別に購入するので、コストがかかるイメージですが、フィルターを2度使いすることで安くできます。

中の珈琲豆は一度切りの使い捨てですが、フィルターをしっかり乾燥させれば2回は使用できます。

2度使いのテクニックを使うと、ドリップ1杯のコストは9.1円となり、ゴールドブレンドの10~15円より安くなります

紙とフィルターがセットになったドリップバッグは?

コーヒー「インスタントそれともドリップ」

珈琲豆とペーパーフィルターを別々に準備するのが手間なら、フィルターに1杯ずつ珈琲豆がセットされたドリップバッグタイプがあります。

このタイプならマグカップやタンブラーにセットしてお湯を注ぐだけなので、準備の手間はほとんど必要ありません。

1杯分のコストはまとめ買いすれば18円くらいです。

セール品だと1杯15円もあります。

手間を省く分、珈琲豆とコーヒーフィルターを別に準備するドリップより少々割高です。

ただ、インスタントとそれほど変わりません。

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